音楽再生の歴史

音楽再生の歴史について触れてみます。

 

クラシックが多く演奏されていた時代、音楽は一部のホールや室内、祭り事など屋外で演奏されるもので、個人が部屋でプライベートな時間に音楽を嗜むには至っていませんでした。

 

それが徐々に簡単に、便利に変化していきます。

 

音楽再生の歴史を年代別に見てみましょう。ではどうぞ!

 

 

 

 

【オルゴール】

 

17世紀ころスイスで発祥。

 

取りつけられたピンが長さの違う櫛(くし)状の金属板(櫛歯)を押し上げ、はじくことにより演奏を行う。別名:music box、musical box

 

 

 

【蓄音機】

 

1877年トーマス・エジソンが蓄音機(フォノグラフ)を発明。

 

空気の振動(音)の波形を円筒の記録器に刻み再生するもので、大衆に広く普及した事を考えれば音楽再生の元祖と言える。

 

最終的に後述のレコードに市場を奪われる事となる。

 

 

 

 

【レコード】

 

1887年 エミール・ベルリナーがそれまで円筒式の形から円形の盤への録音を可能しこれがレコードと呼ばれるようになる。

 

記録面に対し針が振動する向きを水平にし音質も向上した。

 

1900年頃になると回転数が78回転(1分間に78回転)のSP(standard playing)が普及。再生時間は短く当時のSPは12インチ(30㎝)のもので約5分の録音が限界だった。

 

20世紀以降はプレス式レコードが普及し量産販売が出来るようになるとレコードの需要は一気に加速する。

 

その後長時間録音・再生可能なLP(long playing)1分に33 1/3回転(=3分で100回転)も普及。

 

1950年台頃からはそれまでモノラルだったレコードもついにステレオの時代を迎える。一時期日本ではオーディオ機器の事をステレオと呼んでいた。

 

 

 

 

【カセットテープ】

 

1960年代頃から徐々に広まっていく。

 

音飛びをしてしまう事からレコードは持ち運びは出来ないものだった。

 

しかし磁気テープに記録するカセットテープの登場で状況は一変する。

 

小型であり録音も簡単なカセットはレコードに変わり普及していく。

 

1980年代にはポータブルオーディオプレイヤーが登場。ヘッドフォンで一人で音楽を聴くという楽しみ方がこの頃定着する。

 

 

 

 

【CD】

 

1980前半よりCD(compact disc)が登場する。

 

レコードやカセットに比べ音質の劣化が少なく曲ごとに頭出しが出来るなど

 

デジタルのオーディオ記録方式として不動の地位を築く。

 

またA面、B面という概念が無く、録音時間も最長74分を実現。

 

1980年代中頃にはポータブルのCDプレイヤーが登場しカセットテープの

 

市場を奪っていく事となる。

 

 

 

 

【MD】

 

1990年代に入るとMD(minidisc)が登場。

 

録音・再生が用意にでき、デジタル録音用カセットのDAT(digital audio tape)に代わり浸透。

 

CDより音質は劣るものの、CDよりも容量の少ないディスクに長時間の録音が

 

可能な事が武器で、通常80分、LP4モードで320分の録音が可能。

 

後にメモリープレイヤーが登場し、2010年頃までにほぼ姿を消す事となる。

 

 

 

 

【メモリープレイヤー】

 

それまで聞きたい曲のメディア(媒体)を持ち歩くことで、好きな音楽を好きな場所で聴くことを可能にしていた。

 

しかしその数が多くなれば持ち歩きは大変で、その都度媒体を入れ換えなければいけないという難点があった。

 

2001年以降登場したipodは今までとは違い、曲のデータをあらかじめデジタル化された音源で本体に入れておきその都度呼び出して聴くという方式でこの問題を解決。

 

軽く持ち運びは便利で、本体に何百、何千と曲を入れる事が出来るため現在このメモリープレイヤーでの音楽再生が主流となっている。

 

 

 

 

・・・・・・・ふう。

 

いかがでしたか?

 

年代によっては懐かしいと思われた方もいるかもしれません。

 

だいぶ簡略化していますので興味がある方はもっと詳しく調べてみると面白い事が発見出来るかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

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